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PLAYER’S VOICE. 007

二人の好きを、かけあわせて。大人の住まいで奏でるハーモニー。

今回うかがったのは、平屋風のシックな佇まいのご自宅。デッキ前を彩る植栽が、やさしくも華やかに迎え入れてくれました。

約2年前の2020年夏、ここでH様ご夫婦の暮らしがスタート。ご夫婦が共通して好きな音楽のこと、おうちの中で楽しんでいること、そして2年間生活する中での変化などをたっぷり聞いてみました。

昔も今も、ギターとともに生きてきた

幼い頃から音楽と向き合い、ミュージシャンとして音楽活動をしているご主人。26歳のときに所属バンドのギタリストとしてメジャーデビューを果たし、多くの人から注目を集めました。

「弦楽器をはじめたのは、10歳くらいのとき。最初はウクレレだったかな。本格的にギターを極めはじめたのは18歳だったと思います。そこから、アマチュアバンドとしてコンテストに出ていたんですよ」

複数のレコード会社から声をかけられ、さまざまなアーティストのバックメンバーとしてサポートとして活動するようになったそう。

「そのうちに大手事務所と仕事をさせてもらうようになって、バンドでメジャーデビューすることになったんですよね。バックとして演奏に入るときは譜面通りにやることが第一でしたけど、自分のバンドでは自分の好きなように弾いていました」

有名TV音楽番組への出演やアニメとのタイアップなど、めざましい活躍をされたご主人。現在は、当時とは違うメンバーでバンドを組み、ライブもおこなっているんだとか。

二人をつなげた音楽と、絆を深めた楽器たち

そんなご主人が医師である奥さまと出会ったのも、実は音楽がきっかけ。その当時のことを奥さまはこう振り返ります。

「最初につながったのはSNSでしたね。たしか彼が、ブラジルの音楽について投稿していたんですよ。『シェガ・ジ・サウダージという曲を、歌えて、さらにフルートで演奏できる人がいたら尊敬します』みたいな。もともと私は中学生の頃からブラスバンドでフルートをやっていたので、ならばと連絡してみたんです」

こうして初めての対面を果たしたお二人。歌もフルートも、となるとかなりハードそうです。

「かなり大変な曲ですよ。でもいっしょに練習をしてくれました。そういえば当時、彼がプロだったことはあんまり知らなかったんです。彼がアップしていた動画を見て、素直に『すごくうまいですね!』ってコメントを書き込むくらい無知でした(笑)」

現在もブラジルの音楽をいっしょに演奏し楽しんでいるH様ご夫婦。奥さまは、フルートのほかにピアノやアコーディオンまで演奏されるそう。

「アコーディオンってギターと相性がいいんじゃないかなと思って、妻に弾いてくれないかとお願いをしました。もともとピアノが弾ける彼女なら、これもそんなに苦労せず弾けるのでは、と」とご主人。

しかし実際に練習してみるとかなり大変だった……なんて過去も振り返りながら、2階のロフトスペースで二人の即興ライブをしてくれました。1階のリビングから見上げると、その様子はまるで小洒落たライブバーのようです。

ベストを求め、自分の手で工夫を加えていく

人生をともにしてきた音楽を、新しい家でも気兼ねなく楽しみたい。そんな想いがあったからこそ、ヒロ建工には音への配慮についての相談をしていたんだとか。

「結果的に、遮音性がある程度期待できそうな『デコスドライ』という工法で建ててもらいました。よく2階のスタジオ部屋でギターを弾いたり、パソコンで編集作業をしたりしていますが、特に問題はないです」

そう聞いて、気になる2階のスタジオへ移動。リビングの雰囲気とはガラリと変わり、そこにはまるで“大人の秘密基地”のような空間が広がっていました。

入居後には、さらに防音性を高めるためのある工夫を施したそう。

「スタジオ部屋についていた窓を塞いじゃいました。窓を開けてもすぐとなりの家が見えるだけなので、いっそ塞いでさらに音を遮断させちゃおうと。その作業は自分でやったんですよ」とご主人。

窓に木枠をはめて人工芝を貼り付けることで、かつてあった窓はインテリアボードとして活躍中。この他にも、テレビ台を自作したり、デッキにバーを取り付けてみたりと、ご自身の手ですこしずつ手を加えているんだとか。

「ことあるごとにホームセンターに行って、次は何をしようかと考えながら見て回っていますね。特にこの家に暮らしはじめてからは、こうしたカスタマイズをよくやるようになりました」と奥さま。

自らの手で住みよい環境へ変化させていく過程を、いっしょに楽しんでいるようです。

好きなアイテムに囲まれて、安らぎのときを刻む

ご主人いわく、「フランスの植民地だった地域の家をイメージしていた」というインテリア。いたるところにアンティークな家具や小物がズラリとレイアウトされています。

「ロフトに飾っているタペストリーは、母がフランスへ行ったときに購入してきてくれたもの。さらにリビングのシャンデリアや棚は、アンティークショップで買ってきました。こういう海外のインテリアが好きなんですよね。特にパリのアパルトマン(アパート)のような雰囲気が気に入っていて、彫刻を置いたり、アラビックなアイテムを入れ込んだりしています。正直このテイストはウッディな家には合わないかもと心配していましたが……置いてみたら意外とマッチしましたよ」

ここまで一つひとつの個性が豊かなアイテムを揃えると、全体のまとまり感をつくるのは大変なはず。そこをキレイにまとめあげているところに、ご夫婦のセンスが光ります。

リビングからデッキへ一歩出ると、そこはアウトドアリビングのようなまた違った雰囲気に。ふんわりと屋外の風が抜けていく、思わず深呼吸がしたくなる空間です。

「ピザを食べたりコーヒーを飲んだりして、プチキャンプ気分を味わっています。ちなみにコーヒーはドリップではなく、直火式のエスプレッソマシン『マキネッタ』で。ここ半年で気に入っちゃって、もうこればっかりです」

一つひとつの空間やアイテムに、やりたいことやこだわり抜きたいことがぎゅぎゅっと詰めこまれた大人の住処。これからもさらにその奥深さを増していきそうです。

▲スタジオ横のプロジェクター付き屋根裏部屋。サッカー日本代表の試合がある日は、ここにこもって観戦するんだとか。
▲インテリアの参考にしたという海外の本。ウッド調の家と家具の調和はここからヒントを得たそう。
お施主様名H様
お住まい東京都日野市
家族構成夫婦
居住歴1年9ヶ月

ANOTHER VOICE

焙煎しながら、「おかえり」を。コーヒーも子どもも大好きだから。
PLAYER’S VOICE. 006
スノーボードもおうちキャンプも!「自遊に暮らす」ってこういうこと。
PLAYER’S VOICE. 008