断熱のちょっと良い話
皆様こんにちは!
ハウスアドバイザーの芋田です。
先日、窓サッシメーカーさんのYKKAPさんの
研修を受けに品川まで行ってきました。
会社の歴史や商品作りのこだわり、
サッシに関する知識などを一通り教わったあと、
展示されている窓などを見せて頂きました。
まず最初に、一見すると普通の窓なのですが、
サッシの部分を指でスライドするだけで
テレビの画面や時計などが映し出される窓や、
手をかざすだけで上下左右開閉できる窓などを見せて頂き、
一同、興味津々。
次々に窓やドアのサンプルを見せて頂いたあと、
最後に窓の性能を体感させて頂きました。
そこには、冬の外気を想定した大きな冷蔵庫の中に、
・昭和55年基準
・平成25年基準
・推奨基準 1
・推奨基準 2
・パッシブハウス仕様
の実物大の5つの部屋があり、
窓辺の寒さや結露の状況、室内環境を
実際に体感することが出来ました。
体感をしました感想としましては、
「サッシひとつで、こ、こ、こんなに違うのくわぁぁぁ!!」
という感じです。
アルミサッシの場合43%の熱流出、
樹脂サッシの場合は約半分の22%の熱流失、
熱の伝え方はアルミが樹脂の1000倍とのことなので、
樹脂サッシのほうが外気を伝えにくいとのことでした。
また、コールドドラフトという現象で、
窓から伝わった冷気が窓辺を冷やすので、
昭和55年仕様は部屋中がひんやりしてました。
当然のことながら、光熱費にも影響が出てくるので、
窓・サッシの性能を良くする=金額は上がってしまいますが、
一生もの、健康にかかわることと考えると、
これから新築を検討されている方は、
サッシの性能にこだわってみると良いと思います♪
ちなみに、私の座っている窓際の席は昭和55年仕様のため、
推奨基準1か2にして頂きたいと切に願う、今日この頃です…