裏剱
皆様こんにちは
登山大好き池谷です
今日は久しぶりに登山のお話をさせて頂きます。
つい先日、連休を頂きまして。
北アルプスの剱岳一般ルートの裏側を眺めながら歩くコース「裏剱」へ行ってきました。
通常では立ち入らない奥深いエリアであり、更には10月に入り既に小屋が閉店になっている事から、全く人に会うこともなく、静寂と感動に包まれた山行になりました
上から見た黒部ダム
下から見た黒部ダム
スタートもゴールも堰堤の高さ日本一の黒部ダム。この建築の超巨大さは「スゴい」の一言。圧巻でした。
下の廊下という黒部渓谷の断崖を延々7時間歩き続けます
道幅は常に60cm程度。ときには滝の横断もあり、一瞬たりとも気を抜くことは許されません
「黒部に怪我なし」と言われますが。転ぶこと、それ即ち怪我ではすまない。 つまり、、、そういう意味だそうです。
途中、この様な昔ながらの道も歩きます。
ダムの施設内も通過します
そして、初日の最後は奥深い山の秘湯で癒されました
2日目はひたすら昇り。延々7時間登りっぱなしです。
登ったあとの景色はやはり最高でした!
森の木々もいい具合に紅葉しておりベストな時期でした
2000mを超えてくると、昨日降った雪がまだ残っていました。これから先は1日1日ごとにあっという間に雪に覆われていきます。
仙人池の水面に鏡の様に映った裏剱岳
登り切ったあとのワイン(もちろん自分で担いで上がるんですが)。これがしたくて登るんです!
雲の動きも躍動感があって、一瞬一瞬で表情がどんどん変わっていきます。
一帯の小屋は既に閉鎖後なので、見渡す限り私一人でこの景色を独り占めしてきました。
2000m超えの朝は氷点下でした
とにかく寒い。テントには氷が付き地面は霜柱が立っていました
既に閉山後なので、夏の間だけ掛かっている吊り橋もこれからの雪に備え撤去されている為、渡渉。
俺ならイケる!20kg背負ってジャンプ!!!
結果。まぁ、濡れました。
片足を犠牲にして、なんとか渡れました(苦笑)
今回1番の写真はコレ!
「冠雪裏劔のモルゲンロート」 みごとな朝焼けです
やっぱり山は良い。