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ボタニカルアートって何?

ボタニカルって何すか?

どこかで聞いたことのあるような、無いような言葉ですが、英語で「植物由来の」、とか「植物学的」という意味らしいです。女性が使う、ボタニカルシャンプーとは、植物由来のシャンプーという意味なんですね。また、ボタニカル柄とか言うと、植物柄の布地だったりします。

そんなボタニカル・アートの展示があると聞き、行ってみました。

 私自身は、建築の設計という仕事柄、お客様に建物のスケッチを描いて設計意図をご説明することが多く、テクニカルイラストという分野にとても興味があります。

 機械の断面図とか、内部構造を絵に描いて、構造や、仕組み、使い方をわかり易く説明するイラストの事なのですが、子供の頃から、そんな絵ばっかり描いてきたので、今回の展示は、植物図鑑に出ているような細密イラストの展示で、勉強になるかなと思って出かけて行ったのです。

 たしかに、展示されている絵は想像通りだったのですが・・・

いい意味で裏切られました。

そんな生易しいものでは無かったです。確かに人々に、色々な植物の事を伝えるために描かれているし、細密な絵は、神業で描かれています。

いくつか撮影OKな展示が有ったので撮ってきました。

 見ていると、よくぞここまで、というテクニックのオンパレード。こんな絵描けるだろうか。。。

葉脈の描写、半端ない。陰影のつけ方の見事さ、質感の表現の仕方、西暦1800年頃の作品ですが、その出来栄えに胸を打たれます。

 でも、これらの絵は単純に植物を見せるためだけが目的では無かったのです。

端的に言ってしまうと、飢えた人々に食べ物を教えるために描かれたのです。

 当時の英国はあまり収穫できる穀物が無く、領民は、常に飢饉におびえていたそうです。そこで植民地で新たに発見された、ジャガイモ、トウモロコシなど、食べられる植物を絵にして、領民たちに食べられるものだと教えるために描かれていたんだそうです。それでも、ジャガイモは、芽にソラニンという毒素があるので、食中毒を起こす人が多く、なかなか普及しなかったといいます。

 当時の国王たちが、厳しい生活を改善するためにこんな見事な絵を描かせないと、人々を飢えから救うことができなかったという現実にショックを覚えつつ、テクニカルイラストの持つ目的と意味を再認識してしまいました。

展示は、中盤くらいから、イギリスのお茶の文化を紹介し、お茶のアート、コーヒーのアートと移っていきます。

イギリス由来のアフタヌーンティーへようこそ!

お茶の文化楽しい!もっと深入りしてみたい!元祖ウェッジウッドでっせ!

 コーヒーの展示もありました。そして魅惑のスパイス。当時の書籍に記載された香辛料のボタニカルアートも展示されており、珍重された香辛料への人々の思いが伝えられています。最後は料理のレシピなどもボタニカルアートとして紹介されており、単純な絵の展示を超えた人類の歴史の潮流を感じられました。

展示は、来年1月15日(日)までです。

ゴッホの「ひまわり」も見せてくれますよ。楽しんで来てください!

設計の白比でした。

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