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とんび

建築部の澤田です。

今年の初めに本を読むことをプライベートの抱負としました。

嫁にお薦めを聞くと【とんび】をドラマで観て感動したとのこと、さらに調べるとホリエモンが刑務所の中で読んで最も泣いた本、とのことでどんなものか読んでみました。

『あらすじ』

ヤスさん・美佐子さん・アキラの幸せな家庭。
突如、不慮の事故により最愛の人を失い、男手一つになってしまったヤスさん。
母親の記憶も無く、物心ついた時には父との二人暮しのアキラ。
そんな不器用だけど、愛情深い父親と息子の成長物語。

「とんびと鷹の親子」と描写があるように、

不器用だが息子を何よりも愛するヤスさん、
父親想いで真面目なアキラ
母親のいないアキラを我が子のように接してくれる、たえ子さんや幸恵さんや照雲さんと周りのキャラクターが誰もかれもとても素敵でした。

読んで思ったことは、心震えるハートフルストーリー!
号泣とまではいきませんでしたが、ところどころ、鼻の奥がツーンと来てしまいます!


もしも自分が同じ立場になったらどうするだろうかと考えさせられたり、
自分にもこれから起こるであろう出来事を本を読むという事を通して疑似体験させてもらいました。

息子を持つ父親の立場になってみて、とても感慨深く身に染みます。
人生を80年とした時に、その中で父と息子が一緒にいれる期間はたったの20年。
そして息子は親元を飛び出して自分の世界に旅立ち、やがて新しい家庭を持ち、今度は自分が父となる。
人生のたったの4分の1。その不思議な時間を大切にしたいと思いました!!

重松清さんの小説、とっても良い作品でした。
他の小説も読んでみたいと思います。

注意

電車の中で読んではいけません。

この作品はおうちでひとりで読むことをおすすめします。


ではまた。

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