こっちも国宝!あっちも国宝!
こんにちは、設計の石川です。
先日東京国立博物館150周年記念の国宝展に行って参りました。
美術工芸品の国宝を約1割所蔵する東博が、その全てを会期中に公開するというもの。
母がこちらに遊びに来る際に行きたいと言われ、
軽い気持ちで「いいよ~!」と返事をした私を待ち受けていたのは壮絶なチケット争奪戦…
国宝は作品保護の観点から年60日までしか展示してはいけないという事で開催期間が2か月も無く、
コロナ禍も考慮して事前予約制だったのです。
2週間に渡るキャンセル枠確保の戦いの末、母が来る前日になんとかゲットできました。良かった~!
そんな苦労をして手に入れたチケットだったので期待値大で博物館へ。
建物や絵を観に行く事はあれど、博物館は学生の頃の学校行事以来なような…?
絵や出土品、工芸品、書物、服飾、刀剣…
展示内容は多岐に渡り、今まであまり触れた事のなかったジャンルはとても新鮮。
国宝というだけあってどれも当時の職人さんの技術の高さや作品に対する情熱などが
ガラス越しでもビシビシと伝わってきて圧倒されてしまいました。
国宝展のお隣の建物では150年後の国宝展という
150年後にはこれも国宝になっているのでは?という企業や一般公募から選ばれた展示もありました。
ドンピシャの世代なので初代たまごっちの展示には
いろいろな思い出や感情が走馬灯のように流れてきて大興奮してしまいました…
観る方それぞれ、何か思い入れの深い物に出会っては感じる物があった展示だったと思います。
10月18日から12月11日までの開催だった国宝展なのですが、
人気が凄かったので1週間だけ会期が延長されたようです!
私のようにキャンセル枠確保の戦いになるかと思いますが、ご興味のある方は是非!
キャンセル枠が多く出る前日がチケットの狙い目です!