Vol.43【寒い季節はカーテンで乗り切る⛄❄ -熱を逃さない使用術編-】
いつもヒロ建工HPをご覧いただきましてありがとうございます。
皆さんは家にいる時、どんな寒さ対策をしていますか?
もちろん暖房器具は使用するかと思いますが、本格的に冷え込んでくると「暖房の効きがイマイチ…」と感じることも。
そこで今回は…
HIRO’s LIFE Vol.43【寒い季節はカーテンで乗り切る⛄❄ -熱を逃さない使用術編-】です!
カーテンの種類と聞いて、あなたはどんなものを思い浮かべるでしょうか?
厚手のカーテン、薄手のレースカーテン、素材や機能の違い…カーテンには様々な種類のものが存在しますが、実際は「違いがよくわからない」という方が多いようです。
今回はカーテンの種類とその特徴、活用術について詳しくご紹介します🤗✨
暖気は窓から逃げる! 熱を逃がさないカーテン使用術4選
カーテン特集のはじまりは、カーテンの使い方で室内をグンと暖かく保つ方法から。
■暖気は窓から逃げていく
もし、「冬の夜間は外気温が下がるのだから、室内も寒くなって当然」と考えていたら、それは大きな間違いです。
既存住宅の窓は、大半が単層ガラス+アルミフレームです。
アルミは熱の伝導率が良く、樹脂製や木製の窓に比べてなんと約1000倍も外の寒さが伝わってしまいます❄
欧米では樹脂製や木製の窓が多く、寒冷地ではアルミフレームの窓を禁じている地域もあるくらいです。
では、日本の家屋が冬の寒さに弱いのは「窓」のせいなのでしょうか?
あるメーカーの試算によると、一般的な断熱窓(複層ガラスにアルミフレーム)であっても、暖房している室内からなんと52%もの暖気が窓から流出しています。
暖気の流出は、外壁が19%、換気が15%、床が9%、天井・屋根が5%ですから、窓から逃げる割合が圧倒的に高いと言えるでしょう。
部屋を暖かく保つためには、窓の高断熱化が不可欠となります。
そんな訳で欧州並みの三重窓+樹脂フレームにリフォームしたいところですが、簡単に取り換えることはできません…
窓の断熱にはさまざまな方法がありますが、カーテンを正しく使うのが、最も手軽にできる寒さ対策なんです!
そこで!窓から熱を逃がさないために、今すぐできるカーテンの使用術を4つ紹介します✨
1.カーテンは隙間なく閉める
まずは、カーテンは隙間なく閉めることが大切です。
基本的なことですが、意外と隙間が開いている人も多いのです🤔
シャッターを閉めても外の冷気は室内に伝わるので、シャッターだけでなく窓の内側のレースとドレープカーテンをしっかり締めて、冷気をシャットアウトしなければなりません。
2.カーテンの長さを調整する
2番目の対策は、カーテンを床に着くくらいの長さにすることです。
そうすることで、カーテンの下から冷気が入り込むことがなくなります。
腰窓であれば、窓下部から15~20cm下にくる位置にカーテンを吊りますが、寒さ対策を優先するなら掃き出し窓と同じように床に着く長さにしてみてくださいね。
「もう少し長ければいいのに…」と思ったときは、どうすればいいのでしょうか?
多くのカーテンは、アジャスターフックでレールに吊られているはずです。
アジャスターフックは可動式なので購入後でも数cmは位置を変えられるのです。
上か下かだけでなく、中間の位置にも止められるので、うまくいけばちょうど床に着くくらいの長さに調整できるかもしれません!
新たにカーテンを買う場合は、床までの高さを正確に採寸して購入するのがおすすめです💁🏻♀️
3.カーテンと窓の隙間を埋める
次に、カーテンの横から入り込む寒気を防ぎましょう。
カーテンレールは通常、窓側にレース用、室内側にドレープカーテン用と、2本のレールが平行に設置されています。
横から入り込む寒気を防ぐには、ドレープカーテンの一番端のフックを外し、レース用レールの一番端にある固定リングにはめるのが効果的です💡
こうすることでサイドの隙間から熱が逃げるのを防げるだけでなく、午後のまぶしい日差しを防ぐこともできます。
カーテンの中にはリターン加工と呼ばれる縫製が採用されているものもあります。
この方法でつくられたカーテンは横幅が10cmほど長くなっていて、両サイドをレース部分まで覆うことができるので、新たに買うときに検討しても良いでしょう。
4.カーテンは日暮れ前に閉める
暖気を取り込み寒気を防ぐには、カーテンを開け閉めする時間も大切です⏰
お天気のいい日の昼間は、カーテンを開けて日差しをたっぷり取り込む。
一方、夕方になって日が落ちるとすぐに外気の温度が下がり始めるので、カーテンは日暮れ前に閉めなければなりません。
昼間の暖気を逃がさないためには、早めにカーテンを閉め冷気を遮る必要があります。
さて、いかがでしたか?
「窓を高断熱のものに変える!」というところまでは簡単には出来ませんが、
カーテンの閉め方やタイミングを気を付けるだけでも十分に効果が感じられるんです。
ぜひお試しください☺
それでもやっぱり寒い…という方へ。
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