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コラム「もっと広がるヒロ建工の暮らし」

Vol.39【味噌で気軽にアンチエイジング!~前編~】

いつもヒロ建工HPをご覧いただきありがとうございます。

なにかとすぐに食材を冷凍しがちな早川です😌

最近、いっぱいになった冷凍庫を整理するべく、おうちごはんがやたら鍋ばかりになっています(寒いですもんね!🍲)

皆さんにも冷蔵庫・冷凍庫整理するときの定番料理はありますか?

「うちはいつもこれ!」というのがあったらぜひ教えてください♪

さて、今回は…

HIRO’s LIFE Vol.39【味噌で気軽にアンチエイジング!~前編~】です!

鍋料理でもおいしい味噌…その健康・美容効果に驚きです😲⚡

是非ご覧ください!


美肌になり、骨も強く…「味噌」のアンチエイジング効果

インスタントでも沸騰させても同効果、心配な塩分リスクはむしろ減少し、がん予防にも

大豆をこうじで発酵・熟成させることで、栄養価も風味もよりアップしたのがお味噌です。最近ではお通じ改善のほか、美肌作用、骨を強くするなど、健康や美容、アンチエイジングへのうれしい効果が明らかになってきました。

大豆には良質な植物性たんぱく質や、コレステロールを下げる働きを持つリノール酸、女性ホルモンと似た働きを持つとされるイソフラボンなどが含まれます。

「味噌」はその大豆の成分がこうじの酵素によって分解され、体内で消化吸収しやすい形で含まれるのが魅力です。

さらに、大豆にはない遊離必須アミノ酸やビタミン類が多量に生成され、うまみや甘みをもたらしています。

最近の研究で、1日2杯の味噌汁を飲んで頬のシミが減ることもわかってきました。また、発酵熟成の過程でできる褐色成分・メラノイジンには抗酸化作用があり、老化予防(エイジング)効果も期待されています。

味噌汁は食べる美容液

肌の断面でもっとも上にあるのが角質層。ここに水分がたっぷりあれば美しい肌になります。逆に水分が減ってしまうと、表面がめくれて外敵が侵入し、肌トラブルが起きてしまいます。

長野県にある味噌メーカー研究所では、20~30代の女性14名に毎日味噌汁を2杯飲んでもらう実験の結果、角質層の水分量が味噌汁を飲んだ2週間で1.4倍に増加したのです。さらに、肌の弾力が上がり、キメが細かくなりました。

また、2週間毎日「インスタントの味噌汁」を2杯飲む、という実験でも被験者の肌のすべての項目のスコアが上がりました。

なお、味噌の健康機能性の成分は安定しているので、インスタントの味噌汁でも同様の効果が得られます。

さらに、味噌汁を作るときは「沸騰しているところに味噌を入れてはいけない」と言われていますが、沸騰させて煮込んでも栄養的には変わらない(ただし、風味は落ちる)のだそうです。

味噌の美肌成分!グルコシルセラミドとは

味噌ができる発酵過程でさまざまな成分が作られますが、「グルコシルセラミド」もその一つです。

肌の表皮の一番下にある基底層には、肌全体の細胞を活性化させるスイッチがあります。

味噌に含まれる「グルコシルセラミド」の成分は、血液を通ってこの基底層に達し、そのスイッチを押します。

肌の細胞が活性化され、表皮上部の角層細胞間の「セラミド」が増え、肌の水分とくっついて肌の内側に水分が保たれるのです。

その他、「グルコシルセラミド」を多く含む食材は、りんごの皮、とうもろこし、こんにゃく、甘酒、麹などです。

血圧を下げる?「味噌の塩分」の謎

2010年にアメリカで1つの論文が発表されました。

4か国の40~59歳の人を対象に塩分摂取量を調査したところ、1日あたりの塩分摂取量は、日本人が12gとトップでした。

ところが血圧も調べたところ日本人の平均は117mmHgと一番低い値になったのです。

従来の常識とは正反対の結果でした。なぜ日本人は、多く塩分をとっても血圧が上がらないのでしょうか。

それは、「塩分の一部を『味噌』でとっているから」ではないのだろうか?…その可能性を実験で追求している人がいます。

共立女子大学・家政学部教授の上原誉志夫さんです。

上原教授は、「味噌を多くとれば、当然、血圧は上がる」と考えていました。しかし、この実験に取りくむようになったのは「ネズミに味噌汁を飲ませたら実際に血圧がどう変わるか、実際に実験してみたい」という、女子学生の提案がきっかけでした。

実験に使ったのは、塩分を与えるとどんどん血圧が上がってしまう特別な性質を持つネズミです。

そのネズミを2つのグループに分け、ひとつのグループには普通の食塩を、もうひとつのグループには同じ塩分量になる味噌を与え、3週間追跡調査したのです。

すると、食塩を摂取したグループは、血圧は予想通り、173mmHgから223mmHgに上昇。ところが、味噌を摂取したグループは172mmHgだった血圧は、207mmHgにしか上昇しなかったのです。

「味噌のなかには血圧の上昇を引き下げる力がある」。意外な結果に上原教授は驚きを隠せませんでした。

「味噌に含まれるペプチドなど複数の物質で血圧が下がることが原因ではないかと考えています。それぞれの成分を抽出して、血圧を下げるものが何かを調べようとしているところです。ひとつの成分ではないと考えています」

また、上原教授は実際に人間を対象にした試験を行い、血圧上昇のメカニズムを研究しました。その結果は…。

「人で研究もしていますが、だいたい味噌汁2杯分、味噌で40gぐらい食べてもらって3か月間血圧をみていますけど、血圧はビクとも動きません」

さらに、1日1杯程度のみそ汁のある食生活が、血管年齢を10歳程度改善する傾向があることも確認されました。


いかがでしたか?

「味噌は体に良い」とは知っていたので毎日味噌汁を飲んでいるのですが、まさか味噌で塩分をとると血圧が上がるどころか下がってしまうとは…!

日本人には身近な食品なので、気軽に健康を目指せますね👍✨

次回もお楽しみに♪