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コラム「もっと広がるヒロ建工の暮らし」

Vol.34【テレワークを快適にするステイホームリノベーション~後編~】

いつもHOC会員サイトをご利用いただきありがとうございます。

新年あけましておめでとうございます✨

いよいよ2023年になりましたね。
皆さまは年末年始何をして過ごされましたか?
私はどこかに出かけることも無く、紅白歌合戦を見ながらそばをすすり、
お正月の特番を見ながらお雑煮を食べる…という年末年始の醍醐味(美味しいものを食べながらダラダラ…笑)を味わいました♪

今年も1年、よろしくお願いいたします!

さて今回は…
HIRO’s LIFE Vol.34【テレワークを快適にするステイホームリノベーション~後編~】です!
お待たせいたしました!
どうやって仕事をすれば集中力が高まるのか、という考えをもとに
こんなスペースだったら仕事が捗る♪というアイデアをたっぷりご紹介いたします💡
ぜひご覧ください😌✨


テレワークで「集中力」を高めるコツ

困りごとの多くは集中できないことに関連しているようです。
そこで、どうしたら集中できるのか?
まずは今できる環境の工夫から。
今の自宅でもできる工夫を紹介します。

ご自宅でもできる、集中のための環境づくり

住宅の照明はオフィス環境とくらべて暗いので、専用の照明や集中しやすい照明温度が大切です。

蛍光灯やLEDの「昼白色」を選ぶことをおすすめします。

また、広すぎる個室や窓に向かって座るよりも、少し狭い空間で壁に向かう方が集中しやすいです。
ただ、お子様から目を離せないご家族もいると思いますので、その場合は個室でも室内窓(写真左)を設けるなどの工夫をするといいと思います。

リビングなどはリラックスする場所なので、個室にワークスペースをつくる方が集中できます。
もしリビングで集中したい場合は、観葉植物を置いたり間仕切りを置いたりしてゾーニング(写真右)するといいでしょう。
いつもとは違う視野も効果的なので、少し高い場所などで作業するのもいいかもしれません。

これから書斎やワークスペースをつくるなら寝室もおすすめです。
寝室は寝る時以外使わないので、昼は仕事の場所、夜は寝る場所と時間で用途を使い分けることが可能です。
また、個室に長い時間こもるより場所を替えながら気分も変えて作業するほうが、疲れません。
複数個所で作業できるようにしておくと、より快適なテレワークが可能となります。

快適なワークスペースのための4箇条

1. 広さは2畳から3畳くらいの大きさで
2. デスク照明や専用の照明を設置する
3. 照明器具は色温度が変えられるものを選ぶ
4. 個室あるいは、寝室の脇などに設けると良い

集中を高めるコツは五感と時間の管理

一人で仕事をしていると強制されることが少ないため、時間の管理が甘くなったり、オンとオフの切り替えがうまく行かなかったり。これは集中を妨げる大きな要因です。
集中を高めるには環境だけでなく自己管理が必要です。セルフマネジメントにはいくつかありますが、特に大切なのは「時間」と「五感」です。

通勤が伴う勤務ですと、開始時間や終了時間がある程度強制されます。しかし、在宅では自分自身で時間を決めなければなりません。

「時間を決める」ということもセルフマネジメントのひとつです。
例えば、朝礼や夕礼をおこなうなど敢えて強制する時間をつくる、デジタルデトックスなどPCやスマホから隔離する時間をつくるなどの方法があります。

一般的に、深い集中に入るまでに必要な時間は、23分ほどと言われています。 つまり、30分の会議を設定した場合、深く集中できるのは、わずか7分ほどしかありません。
また、集中の持続には25分実行して5分休憩が効果的です。

次に、体内時計を整えてあげることも重要です。
翌日の集中力を上げるためには、寝る間際まで真昼と同じ光の照明を使用しない、などの工夫も必要です。

寝る前のスマホもよくありません。
このように、集中のために時間を意識することはとても大切です。

在宅勤務が主体の場合は、意識して体力づくりを行う

日々の通勤が在宅勤務になった場合、1日の歩数はどうしても少なくなります。
在宅勤務が主体となる方は、意識して体力づくりを行うことが必要です。
デンマーク・コペンハーゲン大学の研究チームは、2016年に以下の研究報告を発表しています。

・2週間の運動不足で若者では28%、高齢者では23%、筋力が低下する
・失われた筋肉を取り戻すためには運動を行っても3倍以上の時間がかかる
・20代でも運動をしないと、体力は40~50代並みになることも珍しくない

このように、在宅勤務で運動をしないまま体力が失われると、取り戻すことは簡単ではありません。
オフィスでの勤務が復活した場合に、「通勤で疲れて仕事にならない」といった事態になっては大変です。
積極的に運動を行い、体力維持に努めましょう。

テレワークリノベーションの施行例

←室内窓に面して2つのデスクが並ぶワークスペースは、夫婦が同時に作業することもできます。

デスクは複数のモニターを置いてもスペースに余裕が。

→2LDK(67.20㎡)のマンションのリビングの玄関側を小部屋に仕立てて、ワークスペースに。

フリーランスで働く奥さまにとって自宅内のワークスペースは、かねてからの念願でした。

←3LDK(96.55㎡)のマンションを、「小学校のような家」というコンセプトのもとにリノベーション。このワークスペースは、「図工室」という位置づけだそうです。

→限られた空間のなかでワークスペースを確保するためには、デッドスペースやちょっとした隙間を利用する必要があります。特にマンションでは、空間の有効活用は切実な問題です。この例では、夜、リビングで夫婦の片方がくつろいでいるときに、もうひとりがワークスペースにこもったりして、交互に使っています。


いかがでしたか?

コロナ禍で在宅ワークをされる方が増え、ワークスペースを作ってみたものの思いのほか使いづらかった…
など、お困りごともあるかと思います。
この記事を参考にぜひ照明・室内窓の取付もご検討ください💡

次回もお楽しみに✨