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コラム「もっと広がるヒロ建工の暮らし」

Vol.30【大地震で家具が「凶器」に!命を守る防災対策~後編~】

いつもヒロ建工HPをご覧いただきましてありがとうございます。

最近、昼間は秋晴れで気持ちいい陽気ですね♪
休みの日は朝からせっせと洗濯し、暖かいうちにお散歩に行くのがルーティーンとなってきています🚶🏻‍♀️🚶🏻‍♂️

朝早くから動いているとなんだか1日シャッキリしている気が…
寒くなってもストーブの前でゴロゴロばかりしないよう気持ちに喝を入れてこれからの寒い季節を迎えたいと思います…!

さて、今回は…
HIRO’s LIFE Vol.30【大地震で家具が「凶器」に!命を守る防災対策~後編~】です!

前回に引き続き、家の中で地震にあった際の危険性や予防策についてご紹介いたします。
要チェックです👆✨


恐怖のキッチン・ダイニング!

寝室やリビングルーム以外にも、キッチンやダイニングもあなたを傷つける危険が潜んでいます。

【食器棚が倒れる!】

床に置くタイプの食器棚が倒れてきます。

中身も当然落下します。特に扉がガラスの場合は割れてガラスの破片が凶器となって降り注ぎます。

【電子レンジや家電品が飛ぶ!】 

テレビと同じで、重たいものでも揺れの大きさによっては飛びます。食器棚の天板の上に置いていたトースターやコーヒーメーカーなども飛びます!特に平らで表面がツルツルしている天板の場合は滑りやすいのです。

【吊戸棚の中身が落下!】

流しで炊事をしていたお母さんの頭上に、吊戸の中の物が落下してきます。重たいものだと、大怪我に!

【食器が飛ぶ!】

きれいに飾られた食器棚の中の食器やコーヒーカップが飛び出してきます!食卓の上にあった食器やお箸、コップなどが飛び出し、床に落下します。危険なフォークやナイフも足元に飛散してしまいます!

【引き出しが飛ぶ!】

つい忘れがちなのが引き出しです。
カトラリー(フォークやスプーン)などが入っている引き出しは重みがあるので飛び出します。

【ガラスが凶器に変身!】

食器棚や飾り棚の中に入っていた食器や装飾品が倒れて、扉のガラスが割れることがあります。中の物はそのまま床に落下して破損。扉のガラスの破片も周囲に飛び散ります。

ガラスの破片は鋭利な刃物と同じです。

【鍋に引火!】

食事中の地震でテーブルの下に入るのは大事な行動ですが、テーブルの上の料理がこぼれてくるかもしれません。
湯豆腐の鍋がひっくり返り、卓上コンロから出火なんてこともあるので、グラッときたらまずは火を消すことが先です。

安全なキッチン・ダイニングに改造

基本的に、寝室やリビングルームの安全対策と同じで、家具の転倒・落下防止するためのグッズや、ガラス飛散防止フィルムなど便利なグッズをうまく利用して、安心して食べられるキッチン・ダイニングに改造しましょう。

特にキッチンは扉の付いた家具が多いので、耐震ラッチやストッパーを活用しましょう。


ご近所さんで共有したいサバイバル・ツール

大地震が起こると、ライフラインの復旧まで避難所での共同生活をしなくてはならない場合もあります。そんな時、町内会の人たちやマンションの管理組合などで用意しておくと便利なグッズをいくつかご紹介します。
各個人で用意しておくには、少々かさばったりしますから、近所の方々と協力して用意してはいかがでしょうか?

【マンホール対応型 簡易トイレ】

まず一番に困るのがトイレです。トイレを我慢するのは肉体的にも精神的にも大きな負担となります。少しでも多く、トイレがあったら・・・。このトイレはマンホールに直接設置するタイプです。マンホールの蓋を開けて、トイレ専用の蓋に交換します。

その上に便器を設置し、個室になるようにテントで覆いますので、女性でも安心です。
保管するためにコンパクトにたたむことができます。あくまでも緊急のものです。

【簡易トイレ】

これは汚物を排泄用袋(ビニール袋)に集めて処理するものです。
このビニール袋には液体を固めることができる吸収剤や消臭機能もあり、水を流すことができなくなった便器や、折りたたみイスに設置することで利用することができます。
さらに、マントが用意されているので、このマントを着用すれば、一見座っている姿に見えるわけです。

【かまど兼用ベンチ】

マンションの共用部や公園にあるベンチに、かまどの機能をもたせたらいかがでしょうか?
ベンチの座面を外すとかまどに変身!燃料は別に保管しておき、いざというときはここで焚きだしができる優れもの。

【ソーラーライト】

ソーラー電池を備えて、街灯のエネルギーにする設備です。

災害時に避難する広場や、食料や水の配給所などの重要な場所を案内する街灯に、太陽光エネルギーを使います。自然界に存在するエネルギーを上手に役立てることができます。

停電でも街灯が点灯することで防犯性を高めます。

災害時に備えてこれらの設備やグッズを準備しても、いざという時に使い方がわからなかったらもったいないですよね。準備するだけでなく、使い方の練習もしておくことが大切です。また、災害時はご近所同士の連携も重要になりますので、日ごろの交流も忘れずに実践していきたいところです。


いかがでしたか?


マンホール対応型のトイレやかまど兼用ベンチ、、いざという時にあってほしいサバイバルツールばかりでしたね!
わたしは自分の近所に何があるのか…災害時どう行動するべきか…そういえば知らなかったことが多かったな、と反省です、、
皆さんもこの機会にぜひ再確認してみてくださいね😉

また次回もお楽しみに♪