バルコニーとベランダ
こんにちは、設計課 吉岡です。
暑い日が続きますね。
こんな時は夕暮れの涼しくなった頃を見計らって、マイホームのベランダで冷えたビールを、なんて行きたいですよね。
満天の星を見ながらの一杯も格別です。
でも、その場所って、ベランダでいいの?バルコニーって言うのでは?
と、言う訳で、今回はバルコニーとベランダの違いについて、お話ししようと思います。
バルコニーとは
「一般に建物の外部壁面部分に張り出した手すりつきのスペースのこと。イタリア語のbalconeに由来する。」となっています。
洋風建築が日本に入って来て、ヨーロッパの住宅を真似た部分があり、こう呼ぶ様になったのではと考えられてもいます。
この写真がまさしくバルコニー。
一方ベランダとは、
「家屋の母屋から外接して張り出した部分で、縁や柵で囲まれることがあり庇や軒下に収まるもの、屋根がかかっているものをいう。」となっており、語源はポルトガル語だそうです。
簡単に言うと、屋根のないものがバルコニー、屋根があればベランダという事になります。
つまり、
このAllenの場合はバルコニー。
広いバルコニー。いいですよね。
このママカフェの場合はベランダとなってしまいます。
ちょっと、聞こえが良く無いですね。
聞こえが良く無いので、当社ではインナーバルコニーと称しています。
この様に、建築用語には曖昧なものが多くあります。
今後も、折を見てご紹介させて頂きたいと思います。