Vol.12【 アイテム別!アイロン掛けのお手入れ方法】
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今回はVol.12【アイテム別!アイロン掛けのお手入れ方法】です。
是非ご覧ください!
アイテム別のお手入れ方法
【ワイシャツ】 かける順番さえ覚えれば、簡単にキレイ
「面積の小さいところから大きいところへ」順番にかけます。
まずは手のひらで軽く形を整えてからアイロンかけをスタート。
「ソデ・ソデぐち」→「肩」→「右前身ごろ」→「背中(後ろ身ごろ)」→「左前身ごろ」→「エリ」の順番であてます。
「エリ」「前立て」「カフス」など、目立つところは念入りにアイロンをかけましょう。
【折り目があるパンツ】 あて布の使い方がポイント
全体にスチームを浸透させた後、あて布で包んだアイロンで押します。
「スチームの浮かしがけ」で全体にシワをのばした後、「すそ」→「折り目」→「胴回り」の順に「押さえがけ」です。
あて布を衣類の上に置くのではなく、アイロンをあて布で包むことで、折り目をつけたい部分が見えやすくなります。
【ジャケット】スチームでシワ・ニオイをサッとお手入れ
ハンガーに吊るしたままスチームでサッとお手入れします。
シワに気づいたとき、ハンガーに吊るしたまま「スチームで浮かしがけ」すると、サッとお手入れできて便利です。
ニオイが気になるとき、洗えるスーツを干した後の仕上げにもおすすめです。
【ネクタイ】 スチームで縁をふっくらと仕上げる
縁にシワをつけないようにスチームで浮かしがけをします。
くたびれてしまったネクタイを復活させるには、スチームが役立ちます。
アイロンで押しつけると、縁にシワがつくため、スチームで浮かしがけを。縁をふっくら仕上げましょう。
【ハンカチ】 アイロン前のひと工夫で!キレイな正方形に仕上げる
糸がのびない方向(タテ糸)と平行にアイロンをすべらせます。
ハンカチは、かけやすい真ん中からかけると、正方形がゆがんでしまいがちに。
キレイな正方形に仕上げるには、まずアイロンをかける前に、糸がのびない方向(タテ糸)を確かめましょう。
【のびてしまったニット】 スチームで形を戻してふんわり
のびた袖口はスチームで毛を起こし、手で形を整えます。
形くずれやたたみシワが気になるニットも、スチームの浮かしがけでリフレッシュ。
毛を起こしてふっくらさせるには、スチームを浸透させて蒸らし、手で形を整えます。
下着までアイロンがけ!イタリア人のおしゃれは洗濯から
イタリア人といえば、男性も女性もおしゃれなイメージがあります。
イタリア人は確かにおしゃれへのこだわりが強いですが、これは「洗濯へのこだわり」かもしれません。
イタリア人のおしゃれと洗濯の関係性について、ご紹介します。
■洗濯は色別に
日本人がイタリアに住むと、洗濯機の使い方に戸惑います。
設定が細かすぎて訳がわからないのです。イタリア式の洗濯では、まず白い物と色物に分けます。
そして、「白いものは60〜90度の高温」で、「色物は30度」で洗います。
洗濯機には温度指定や生地の種類まで細かく分けられるダイアルやボタンがついています。
白いものにはシーツやタオルなども含まれており、
イタリア人はこの高温モードで家中の白い物をビシッと洗い上げることに「快感」を覚えるそうです。
90度近い高温で洗えば、汗や匂いはもちろん、トマトソースやワインの染みまでとれるので、
テーブルクロスやカーテンなどのファブリックも頻繁に洗濯します。
■お家は洗剤だらけ
イタリア人がここまで洗濯に神経質になる理由のひとつに、水質の違いがあります。
イタリアの水は石灰質をふくんだ硬水なので、汚れが落ちにくく、
しかも洗濯物の生地は乾いた時にバリバリに固くなってしまうのです。
そのため柔軟剤は必需品。
また、香りにうるさいイタリア人はそれぞれにお気に入りの匂いの柔軟剤が決まっていたりして、
家に柔軟剤がいくつかあることも珍しくありません。
■洗濯にかなりの時間をかける
一番早いモードでも40〜50分。時間をかけて、硬水のお湯でゴシゴシ洗うため、衣類が痛むのが早いです。
ですので、イタリア人は1着の服を1度だけでなく、何度か着ても匂いが大丈夫ならそのまま着続けて、
においが怪しくなったら洗うという人が多いです。
とはいえ、ファブリックもしょっちゅう洗うので、洗濯機をまわす頻度は結局日本人と同じか、それより多いかもしれません。
■全てにアイロンがけ! もちろん靴下やパンツまで
洗濯の全ての行程の中でイタリア人にとって一番大切なのがアイロンがけです。
洗濯したものの全てにアイロンがけをします。
Tシャツ、デニム、パンツ、靴下、シーツ、枕カバー、タオル、ハンカチ…。とにかく全てです!
「Tシャツやジーパンなんて、カジュアルな服なんだから、アイロンがけはいらないのでは」と思いますが、
「アイロンがけしたものは着たときのラインの出方が全然違う」という回答が返ってきます。
さらに、「靴下とかパンツは見えないでしょう」と言えば、「履き心地が違うよ」、という感じです。
街行く人をよく見ると、アイロンがけしたTシャツを着た人と、そうでない人の違いは歴然です。
イタリアでピシッとした服を着こなしている人がいたら、それはこまめにアイロンを上手にかけてくれた人の支えがあってこそ。
そして、服がきちんとアイロンがけされているということは、下着も靴下も、カーテンもタオルもシーツも、
身の回りのものは全てきちんとアイロンがけされているんだな、と推測できてしまうのがイタリアなのです。
イタリアでは一番大切なのがアイロンかけはびっくりですね!
次回のHIRO’s LIFEは【Vol.13 春の衣替えはいつする?衣類の収納Check!】をご紹介します!
お楽しみに♪
最後までご覧いただきましてありがとうございました。