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コラム「もっと広がるヒロ建工の暮らし」

Vol.18【それは古い磨き方かも?どんどん進化する歯磨き法~前編~】

いつもヒロ建工HPをご覧いただきありがとうございます。

今週も夏本番のような陽気が続いていますね☀

どこへ出かけたわけでもないのですが早くも日焼けをし始めてしまい、

焦って毎日日焼け止めを塗りたくっています…

顔のマスク焼けだけはどうにか避けたいところです😌

さて、今回のHIRO’s LIFEは【Vol.18 それは古い磨き方かも?どんどん進化する歯磨き法~前編~】です。

毎朝毎晩の歯磨き、それはいつ身につけた方法でしょうか?

子どものころ覚えた時のままずっと同じ…という方もいるかもしれません。

いまや歯磨き法も、歯ブラシや歯磨き粉などのケア用品も、研究開発は進化しているのです。

今回は最新の歯磨き方法についてご紹介します!

是非ご覧ください✨


理想の歯ブラシは1本ではない~自分の磨き方に合わせた道具選びを

歯科医院で、歯磨き指導を受けた経験はありますか?定期的な歯のクリーニングに通っている方はもちろん、むし歯や歯周病の治療で通院する際にも理想的な歯磨き法を学ぶ機会があります。

しかし、その歯磨き法を継続できている人は実は少ないのです。

複雑な形の歯を1本の歯ブラシできれいに磨くには、歯ブラシの毛先の3つの部位、「つま先」、「わき」、「かかと」をうまく使って歯を1本ずつ丁寧に磨くことです。

しかし、このブラッシングスキルを習得するのは、そう容易ではありません。教えてもらった時はできていても、いつの間にか自分の磨き方に戻ってしまうことが多いのです。

歯磨きは一生続く習慣ですから、一時的に正しく磨けても理想的な磨き方を忙しい日々の中でだれもが続けることができるものではありません。

今は、道具を自分に合わせる時代と考えましょう。ドラッグストアの歯ブラシコーナーには、メーカーも種類も多く、多彩な歯ブラシがズラリと並んでいます。

たとえば、「しっかり長時間磨きたい」、「短時間で済ませたい」、など歯磨きの考え方や習慣はさまざまですし、高齢者など握力が弱い方もいれば、強く磨かないと気が済まない方もいるでしょう。

歯並びが違えば磨き方のポイントも変わります。

多種多様な習慣や個人のブラッシングスキルを補えるように開発されているため、どんどん種類も増えています。

自分に合った歯ブラシを選ぶためにも、多様な歯ブラシの特性について知っておくことが大切です。

その思い込みは間違いかも?意外に知られていない歯磨き法

歯磨き法に関しては、意外に「思い込み」が多いと言われています。よくある思い込みを示しながら、実際の効果的な方法についてご紹介していきましょう。

思い込み(1) 毛先が細い方がすき間に入りやすく汚れを落としやすい

歯と歯の「間」や歯と歯ぐきの「すき間」にも、細い毛先ならするりと入り込んで汚れを掻き出してくれそうですね。でも実は、これは思い込みです。

手磨きの歯ブラシで、歯間などの狭い部分へ毛先が届く「到達性」と、歯垢をしっかり落とす「清掃性」を1本の歯ブラシで両立するのは非常に難しいのです。

毛先が極細毛の歯ブラシは隙間に入り込みやすい反面、細く柔らかいので汚れを掻き出す力が弱いのです。

いっぽう、毛先が太い歯ブラシは歯間などの奥まで到達しにくいかわりに汚れを掻き出す力が強く、清掃効率が高いという特徴があります。

細いほど隙間に入りやすく感触は柔らか、太いほど清掃性が高くなり硬く感じます

毛先の種類はいろいろで、細いほど隙間に入りやすく感触は柔らかく、太いほど清掃性が高くなり硬く感じます。

もしラウンド毛などの普通の太さの毛先の歯ブラシと同じ清掃性を求めるなら、極細毛の場合はブラッシング時間をもっと長くしなければいけません。長時間をかけて磨かなければ、磨き残しが増えてしまいます。

思い込み(2) 歯ブラシのヘッドが奥まで届いているから奥歯もきちんと磨けている?

奥歯を磨くとき、歯ブラシの先が口腔内の奥に当たるところまで入ると、ちゃんと磨けているような気がします。

ところが、意外と磨けていない人が多いそうです。

口腔内の奥歯周辺は空間が狭いので、歯ブラシが奥まで入りにくく、毛先が奥歯の後ろ側まで届いていないことがあります。

その場合は、ヘッド部分の両肩が丸くなったものや尖ったものを使ってみることで、より奥まで歯ブラシが入りやすくなることがあります。

また口を少し閉じて、下顎を歯を磨いている側にずらすと奥まで歯ブラシが届きやすくなります。

思い込み(3) 清掃剤(研磨剤)入りの歯磨き剤は歯を削ってしまうからよくない?

もっとも多い思い込みは、清掃剤(研磨剤)でしょう。しかし調査によると歯が削れる要因は、歯磨き時の力の強さ(歯面にかかる圧力)、続いて歯ブラシの毛の硬さなど物理的な影響が大きいことがわかっているそうです。

現在、国際規格(ISO)で歯磨き剤の歯に対する磨耗性が定められており、国内で市販されている歯磨き剤は、通常のブラッシング力による歯磨きでの歯の磨耗に対する安全性が保たれています。

清掃剤(研磨剤)を気にしすぎるよりも、ゴシゴシと強くこすりすぎないことが大切です。

思い込み(4) 歯磨き剤は毛先にちょっとつけるだけがいい?

歯磨き剤は少なめに」と推奨された時期がありました。

歯磨き剤の量が多いと口腔内で泡立ちすぎて磨きにくかったり、泡の爽快感で磨けたと勘違いしてしまったりなど、少ない方がきちんと磨けるからという理由でした。

しかし、歯磨き剤に配合されているフッ素によるむし歯予防効果を得るためには「使用量」が重要であることが明らかになっています。

そして2017年、厚生労働省がフッ素の配合濃度として従来の上限1000ppmを1500ppmに引き上げたことで、さらに高いむし歯予防効果が期待できるようになりました。


いかがでしたか?

なんとなくCMで聞いたことのある「極細毛」のようなものがいいのかと思っていましたが、それぞれ一長一短があるのですね…

今度薬局に行った時には自分に合った歯ブラシを探してみたいと思います👍

次回は【HIRO’s LIFE Vol.19 それは古い磨き方かも?どんどん進化する歯磨き法~後編~】です!

お楽しみに✨